運動はダイエットの敵?(1)

ダイエットには運動が一番!というのは皆さん承知の事実だと思います。運動すればカロリー消費になりますからね。ただ2011年にアメリカの有名な「TIME紙」がとんでもない記事を掲載し、アメリカではチョットした騒ぎとなりました。それは運動すると太るというものだったのです。ちょっとびっくりですよね。どういうことなのでしょう。

TIME紙はティモシー・チャーチ博士が行った実験をあげています。その実験は普段運動しない464人の肥満女性を全く運動をしない、運動の強弱をつけた4グループにわけて6ヶ月間、体重などを定期的に測ったのです。
6ヵ月後、平均してすべてのグループで体重が減っていました。体重が減った量は運動の強弱をつけてもさほど変化はなく、運動をしていないグループも定期的な検診によって意識が高まったからなのか他のグループと同様の結果となってのです。

また、すべてのグループに実験前より体重が増えた人がいたということ。中につまり運動を取り入れてダイエットに取り組む人の中には、運動を始めたことによってたくさんの人が実験前より多くの食事をとるようになった、もしくは運動したご褒美として実験前より家で動かなくなったということなんですね。なんとなく私もその気持ちはわかりますね。運動の後のご飯は美味しいし、運動したから大丈夫なんて考えがちです…チャーチ博士はこの現象を「compensation(代償作用)」と呼びました。運動したあとは自制心が低下するのが人間の構造らしく、どんだけ意志が固くとも運動後は弱まるのだそうです。